PROFILE

臼木 あい   ソプラノ

 

東京都出身。
2003年東京芸術大学声楽科卒業。2006年同大学大学院独唱科を首席にて修了。
大学3年時に安宅賞を、卒業時には松田トシ賞およびアカンサス音楽賞を受賞。
二期会オペラストゥーディオ第47期マスタークラス修了。修了時に最優秀賞及び川崎静子賞を受賞。
03年、毎日新聞社・NHK共催「第72回日本音楽コンクール」にて、弱冠22歳にして声楽部門第1位入賞。同時に松下賞、聴衆の投票による聴衆賞も受賞。

オペラではこれまでに、モーツァルト『魔笛』夜の女王、『フィガロの結婚』スザンナ、シューベルト『四年間の哨兵勤務』ケートヒェン(日本初演)、ラヴェル『子供と呪文』火の役などを演じる。
05年7月には、東京二期会オペラ公演『ジャンニ・スキッキ』のラウレッタ役で二期会オペラデビュー。同年11月には日生劇場オペラ公演團伊玖磨作曲『夕鶴』のつう役で主役デビューを果たし、12月には韓国公演にも出演。
07年、チョン・ミョンフン氏指揮のもと、モーツァルト『イドメネオ』(演奏会形式)のイリア役を歌い、新聞や音楽誌上で称賛を浴びると共に、マエストロより最大限の賛辞を受ける。
08年、ハイドン『騎士オルランド』に難役アンジェリカで出演。テクニック、音楽性ともに卓越した演奏を披露し、新聞紙上でも絶賛された。
09年には日生劇場フンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル』(下野竜也指揮・C.シューラー演出)のグレーテル役、10年はびわ湖ホール・神奈川県民ホール共催のプッチーニ『ラ・ボエーム』(沼尻竜典指揮・A.ホモキ演出)にムゼッタ役で出演し、歌唱のみならず演技面においても高い評価を受ける。

11年は、セルリアンタワー能楽堂にてペルゴレージ『リヴィエッタとトラコッロ』のリヴィエッタ役を狂言演出で演じるという新たな試みにも挑戦(伊香修吾演出)。また、新国立劇場主催「高校生のためのオペラ鑑賞教室・尼崎公演」において、ドニゼッティ『愛の妙薬』アディーナ役を歌った。

また大学在学中の02年、朝日新聞社主催「第52回芸大メサイア」のソプラノソロを務めたのをきっかけに、ヘンデル『メサイア』、ハイドン『天地創造』、モーツァルト『ハ短調ミサ』『レクイエム』、ブラームス『ドイツ・レクイエム』、フォーレ『レクイエム』など宗教音楽のソリストとしても活動している。04年、06年にはバッハ・コレギウム・ジャパンの公演でソリストも務め、10年には新国立劇場バレエ公演、オルフ『カルミナ・ブラーナ』にソプラノソロとして出演。

東京フィル・神奈川フィル・新日本フィルなど、これまでに数多くのオーケストラと共演し、NHK-FM「名曲リサイタル」、テレビ朝日「題名のない音楽会21」などのメディアにも出演。テレビやラジオで全国放送される。
07年には「NHKニューイヤーオペラコンサート」にも初出場し、以後も出演を重ねている。

また、09年は東京オペラシティ「B→C」(バッハからコンテンポラリーへ)、フィリアホール「女神(ミューズ)との出逢い」、ハクジュホール「リクライニング・コンサート」のリサイタルシリーズにそれぞれ出演。表現力豊かな歌唱で会場を喝采が包み込み、「音楽の友」などの音楽誌上において絶賛される。

06年10月より、明治安田生命クオリティオブライフ文化財団の海外音楽研修生としてザルツブルグのモーツァルテウム音楽院に留学。
これまでに、伊藤京子、高丈二、佐々木典子、I.デラックワ、I.マイヤー、W.ホルツマイアーの各氏に師事。


現在、東京芸術大学大学院博士後期課程在学中。
日本演奏連盟会員。二期会会員。上野学園大学非常勤講師。国立音楽大学非常勤講師。 

 


 
生年月日:

1981年1月26日


出身地:

東京都

好きなこと:

掃除、スポーツジム、旅行

好きな飲み物:
ビール!ワイン!

好きな食べ物:

冷やしうどん、お寿司、焼肉、ケーキ、などなどい~~っぱい!

 

苦手な食べ物:

ウニ、白子、レバー

 

好きな場所:


旅行で訪れてみたい国:

タヒチ、モルディヴ、トルコ、エジプト、タイ